抽出
抽出は、挽いた豆からお湯で成分を取り出すこと。豆が同じでも、抽出によって味は大きく変わる。
基本
抽出で見る要素は、主に温度・時間・挽き目・湯量。
- 温度: 高いほど苦味や濃さが出やすい。
- 時間: 長いほど成分が出るが、渋みも出やすい。
- 挽き目: 細かいほど成分が出やすい。
- 湯量: 多いほど薄く、少ないほど濃くなりやすい。
まずは毎回同じ条件で淹れ、味を見て1つだけ変えると原因が分かりやすい。
ペーパードリップ
紙のフィルターを使う淹れ方。すっきりした味になりやすく、家で始めやすい。
特徴:
- 雑味が出にくい。
- 器具が安く始めやすい。
- 注ぎ方で味が変わる。
最初の基準:
- 粉: 10g
- お湯: 150ml
- 挽き目: 中挽き
- 抽出時間: 2分30秒から3分くらい
フレンチプレス
粉をお湯に浸してから、金属フィルターで押し分ける淹れ方。豆の油分や重さが出やすい。
特徴:
- 味が太くなりやすい。
- 注ぎ方の技術差が少ない。
- 細かい粉が混ざりやすい。
すっきりした味より、コクや質感を見たいときに向く。
エスプレッソ
細かく挽いた粉に圧力をかけ、短時間で濃く抽出する方法。家庭では専用の器具が必要になる。
特徴:
- 少量で濃い。
- ミルクと合わせやすい。
- 挽き目や粉量の調整が細かい。
カフェラテやカプチーノの土台になる。
味の調整
| 味 | 原因の目安 | 試すこと |
|---|---|---|
| 酸っぱい | 成分が出足りない | 細かく挽く、温度を上げる、時間を長くする |
| 苦い | 成分が出すぎている | 粗く挽く、温度を下げる、時間を短くする |
| 薄い | 粉が少ない、抽出が弱い | 粉を増やす、細かく挽く |
| 渋い | 抽出しすぎ | 粗く挽く、最後まで落とし切らない |