思想潮流別

哲学者・思想家を、主な関心や流派ごとに分ける。厳密な所属ではなく、読書や整理のための目安。

古代ギリシア哲学

自然・人間・国家・善い生を、神話ではなく理性で考えようとした哲学の出発点。ソクラテス、プラトン、アリストテレスを中心に、倫理・政治・存在論・論理学の基礎が作られた。

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宗教哲学・神学

信仰・神・救済・悪・死後の問題を、理性や哲学の言葉で考える流れ。キリスト教神学だけでなく、仏教思想のように宗教的実践と哲学的思考が重なるものも含める。

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合理主義

確実な知識の土台を、感覚経験よりも理性・数学的思考・明晰な推論に求める立場。近代哲学では、デカルトからスピノザ、ライプニッツへつながる。

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経験論

知識は生まれつき備わるものではなく、経験や観察から作られると考える立場。合理主義と対比され、ヒュームの懐疑論を通じてカントに大きな課題を与えた。

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啓蒙思想・社会契約

人間の理性によって、政治・社会・道徳を作り直せると考えた近代の思想。王権や伝統に従うだけでなく、自由・平等・権利・公共性を問い直した。

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ドイツ観念論

カント以後、認識・自由・歴史・精神を大きな体系として考えようとした流れ。世界はただ外にあるものではなく、主体や精神の働きと結びついて理解される。

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功利主義

行為や制度のよしあしを、幸福を増やし苦痛を減らすかで判断する倫理思想。個人の意図よりも、結果として人々にどんな影響が出るかを重視する。

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実存主義・生の哲学

人間を抽象的な理性だけでなく、不安・死・自由・選択・孤独を抱えて生きる存在として考える流れ。自分の生をどう引き受けるかが中心問題になる。

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現象学

世界が客観的に何であるかを急いで決める前に、ものごとが意識にどう現れているかを記述する方法。知覚・身体・他者・時間などを、経験の内側から考える。

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分析哲学

言葉・論理・概念を精密に分析することで、哲学の問題を明確にしようとする流れ。曖昧な大理論より、問いの意味や文の構造を丁寧に見る。

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科学哲学

科学とは何か、科学と非科学をどう分けるか、科学はどのように発展するかを考える分野。反証可能性やパラダイム転換のような考え方が代表的。

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プラグマティズム

考えや真理を、実際の行動や経験の中でどんな働きをするかから見る立場。抽象的に正しいかだけでなく、問題解決や生活の改善にどう関わるかを重視する。

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マルクス主義・批判理論

社会を経済・階級・権力・疎外の構造から批判的に見る流れ。批判理論では、資本主義だけでなく文化・理性・メディア・権威のあり方も分析対象になる。

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構造主義・ポスト構造主義

人間の考えや文化の背後にある構造を分析し、さらにその構造や前提そのものを問い直す流れ。主体・権力・言語・差異・制度が大きなテーマになる。

詳細: 構造主義・ポスト構造主義

政治哲学・倫理学

社会制度・正義・自由・権利・責任・善い行為を考える分野。個人の生き方から国家制度まで、何を正しいとするかを扱う。

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東洋思想

中国思想・インド仏教・日本思想など、西洋哲学とは異なる問題設定や実践を含む広い領域。調和、無為、空、悟り、修行、関係性などが重要なテーマになる。

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精神分析・心理学系の思想

哲学者というより、心理学者・精神分析家・思想家として扱う方が自然な人も含む。

無意識・欲望・自我・幻想・社会への適応を通じて、人間の行動や文化を考える流れ。哲学、社会批評、文化論と重なる部分が大きい。

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日本近現代思想

西洋哲学を受け止めながら、日本語・仏教・近代化・国家・自己意識の問題を考えた流れ。西田幾多郎の哲学から、岸田秀の精神分析的な日本人論まで幅がある。

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